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逆SEOとは?個人・企業で出来る対策と注意点 | 費用・相場も紹介

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インターネット上には、企業や個人に対する誹謗中傷や風評の拡散を行っている悪質なSNSでアカウント・サイトが存在します。これらが検索結果に上位表示されると、インターネット上での評判が悪化し、ビジネスや信用に大きな影響を与える可能性があります。そこで、このようなネガティブサイトの検索順位を下げるために用いられる手法が「逆SEO」です。

この記事では、

✓逆SEOの概要や手法

✓逆SEO対策のメリット・デメリット

✓個人で出来る逆SEO対策

✓逆SEOの費用や相場

を紹介します。

悩んでいる方はぜひ参考にしてください

逆SEOとは?

逆SEOとは、 風評被害の原因となる特定のネガティブサイトの検索順位を相対的に下げるように施すSEO手法 のことです。別名「ネガティブSEO」「リバースSEO」とも呼ばれています。逆SEOの主な目的は、 ユーザーに悪い情報が広く認知されるのを防ぐこと です。

またSNS(TwitterやInstagram)などで消したい投稿や内容がある際にも逆SEO会社は利用されることがあります。

逆SEOの手法としては、基本的に自分のサイト等を、ネガティブサイトの順位を上回るようにSEO対策を実施することです。そうすれば、誹謗中傷サイトの順位を相対的に下げて検索結果から見えなくすることができます。逆SEOには、グレーな手法 も存在しますが、これらはGoogleのガイドラインに違反する可能性が高く、ペナルティのリスクがあります。

みまもるコラム編集部
みまもるコラム編集部

実際に誹謗中傷・風評被害に遭った際の逆SEO対策を紹介します。

誹謗中傷・風評被害への逆SEO対策

一般的な逆SEO対策

逆SEO会社が行ってくれる対策としては、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

サイトに削除依頼

ネガティブな情報が掲載されているサイトに対して、削除依頼を行う方法です。運営者や投稿者に連絡を取り、交渉を行います。この方法は、個人でも実行可能ですが、書類や手続きが複雑な場合もあるため、専門の会社に依頼することがおすすめです。

どういった会社に依頼すればいいのか分からない際は、当メディア「mimamoru(みまもる)」【ネット・SNSトラブル相談】窓口までお気軽にご相談ください。ネットやSNS上のトラブル全般に強く、誹謗中傷への削除依頼やアカウントの開示請求等、詳しいスタッフが数多く在籍しているのが特徴です。

親身に相談に乗ってもらえるためお気軽にお問い合わせください。

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既存サイトの上位表示

自社サイトや自社に有利なサイトの検索順位を上げる方法です。SEO対策を行い、ネガティブな情報が掲載されているサイトよりも上位に表示させます。この方法は、自社サイトの評価や集客にも効果的です。

新しいサイト作成と上位表示

自社サイト以外にも、自社に関するポジティブな情報を掲載した新しいサイトを作成し、検索順位を上げる方法です。複数のサイトを立ち上げることで、ネガティブな情報を下位に押しやります。この方法は、時間や費用がかかる場合もありますが、効果が高いです。

SNSやYouTubeの活用

TwitterやインスタグラムなどのSNSやYouTubeなどの動画サイトを利用して、自分や自社のポジティブな情報を発信する方法です。SNSやYouTubeは検索エンジンにも上位表示されやすくなっているため、ネガティブな情報を下位に押し下げる効果が期待できます。

押し下げることが難しい場合でも、評価の高いアカウントからポジティブな評価が多数発信されることで、ネガティブな発言の信頼性をなくすこともできます。

個人で逆SEO対策を行う際のメリット・デメリット

上記で紹介した逆SEO対策は個人で行うことも可能ですが、メリット・デメリットもあります。

個人で逆SEO対策を行うメリット

費用を抑えることができる

専門の会社に依頼すると高額な費用がかかる場合がありますが、個人で行う場合はその分コストを節約することができます。

自分や自社の情報を自由に発信することができる

自分や自社に有利な情報を掲載したサイトやSNSなどを利用しますが、個人で行う場合はその内容や頻度などを自分で決めることができます。

自分や自社のブランディングにつながる

自分や自社のポジティブな情報を発信することで、ネット上での評判や知名度を高めることができます。これは、自分や自社のブランディングにも有効だといえるでしょう。

個人で逆SEO対策を行うデメリット

・効果が出るまでに時間がかかる場合がある

逆SEO対策は、ネガティブな情報を下位に押し下げるために、ポジティブな情報を上位に表示させる必要があります。しかし、検索エンジンの順位は一朝一夕に変わるものではなく、定期的な更新やSEO対策などが必要です。そのため、効果が出るまでに時間がかかる場合があります。

・専門的な知識や技術が必要な場合がある

逆SEO対策は、サイト作成やSEO対策など、専門的な知識や技術が必要な場合があります。個人で行う場合は、それらを習得する必要がありますが、それにも時間や労力がかかります。

・削除依頼や法的措置などに対応することが難しい場合がある

逆SEO対策では、ネガティブな情報が掲載されているサイトに対して、削除依頼や法的措置などを行うことも有効な手段です。しかし、個人で行う場合は、運営者や投稿者との交渉や書類作成などに苦労することもあります。

早急に対策したい・より確実性が高く削除を行いたい場合は、逆SEOの会社・もしくはIT強い弁護士事務所に依頼するのがおすすめです。

当メディア「mimamoru(みまもる)」【ネット・SNSトラブル相談】窓口では、ネットやSNS上のトラブル全般に強く、誹謗中傷への削除依頼やアカウントの開示請求等、詳しいスタッフが数多く在籍しています。

逆SEOに関しても親身に相談に乗ってもらえるため、お気軽にお問い合わせください。

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逆SEO対策の注意点

逆SEO対策を行う際は大きく分けて3つの注意点があります。

対策方法によってはペナルティのリスクも

逆SEO対策として実際に行われる悪質な方法が2つあります

対象サイトをウイルスに感染させる

順位を下げたい対象のサイトにウイルスやマルウェアを仕込むことで、そのサイトの安全性や信頼性を低下させることができます。Googleは、ウイルスやマルウェアに感染したサイトには警告表示を行ったり、検索結果から除外したりする場合があります。このようにして、ユーザーから見えなくすることができる場合があります。

この手法を行った場合は、法律に違反したり、ウイルスを感染させたサイトから訴訟されるリスクがあります。実際にそういった対策を行う逆SEOの会社もあるので注意が必要です。

逆SEO対策は基本的に時間がかかる

ネガティブな情報が掲載されているサイトのSEO状況によって、逆SEOの効果が出るまでの時間が異なります。つまり、ネガティブサイトのドメインパワーが強い場合は、そのサイトの順位を下げることが難しくなります。そのため、自分や自社のサイトを上位表示させるためには、高度な技術や知識やインフラが必要になります。これらを個人で準備するのは大変なことです。

そこで、早く効果的な逆SEO対策を行いたい場合は、専門の会社(業者)や弁護士事務所に依頼することをおすすめします。

ネガティブな発信元に対しての根本的な対処にはならない

逆SEO対策とは、ネガティブな情報が掲載されているサイトの検索順位を下げることで、その情報の目立ち度や影響力を減らすことを目的とした対策です。しかし、この対策はあくまで検索順位を下げるだけであり、ネガティブな情報自体を削除することはできません。したがって、逆SEO対策はネガティブな発信元に対しての根本的な対処にはならないと言えます。

ネガティブな発信元に対しての根本的な対処とは、その発信元が誹謗中傷や虚偽の情報を拡散することを阻止することです。これには、発信元に直接削除依頼を行ったり、法的措置を取ったりする必要があります。しかし、これらの方法は時間や費用がかかる場合や、発信元が特定できない場合や、協力的でない場合もあります。そのため、逆SEO対策はネガティブな発信元に対しての根本的な対処にはならず、あくまで一時的な緩和策に過ぎないと言えます。

もしネガティブな情報の削除請求を行いたい際は、デジタル犯罪・SNSに強い弁護士事務所に相談するようにしましょう。ITの関わるデジタル犯罪・SNS分野のトラブルは、非常に専門性が高い分野です。

トラスト弁護士法人はSNS上のデジタル犯罪やトラブルに強く、数多くの誹謗中傷にかかわる案件を解決してきました。また初回の無料相談も行っており、24時間体制でお問い合わせを受け付けているため、スピーディーに問題を解決できるでしょう。誹謗中傷に悩んでいる方はぜひ、トラスト弁護士法人にお問い合わせしてみてください。

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逆SEO対策の費用や相場

逆SEO対策の費用や相場については、 定額型 と 成果報酬型 の2種類があります。それぞれの特徴と費用相場は以下の通りです。

定額型

月額で一定の料金を支払って逆SEO対策を行う方法です。費用相場は 月額20万円~30万円程度 が相場です。初期費用や契約期間なども確認する必要があります。

成果報酬型

ネガティブコンテンツが検索順位を下げた時点で料金が発生する方法です。費用相場は10万円~20万円が相場です。着手金や月額費用なども発生する場合があります。

逆SEO対策の費用は、 ネガティブコンテンツのドメイン強度や検索順位 、権威性 などによっても変わります。また、自社サイトのSEO対策やSNS運用、被リンク施策なども費用に影響します。逆SEO対策を依頼する際は、複数の業者に見積もりを取って比較することがおすすめです。

みまもるコラム編集部
みまもるコラム編集部

費用や相場は会社・事務所によって違うため、実際にお問い合わせしてみましょう。

もしも逆SEOされてしまった可能性がある場合の対処法

自分が逆SEO対策をされてしまった可能性がある場合の対処法については、以下のような方法があります。

自社サイトのドメインパワーを上げる

逆SEO対策をされた場合、自社サイトの検索順位が下がってしまう可能性があります。そのため、自社サイトのドメインパワーを上げることで、逆SEO対策の影響を軽減することができます。ドメインパワーとは、サイトの権威性や信頼性を示す指標で、内部SEOや外部SEOなどの施策で向上させることができます。

被リンク先の確認と否認申請の実施

逆SEO対策の一つに、自社サイトに不正な被リンクを増やす方法があります。被リンクとは、他のサイトから自社サイトへのリンクのことで、被リンク先のサイトの評価が低い場合、自社サイトの評価も下がってしまいます。そのため、被リンク先のサイトを確認し、不正な被リンクがあれば、Googleに否認申請を行うことで、被リンクの影響を無効化することができます。

弁護士や警察に相談する

逆SEO対策は、悪意ある攻撃者が自社や自身に対するネガティブな情報を検索エンジン上位に表示させることで、オンライン評判を悪化させることを目的としています。そのため、逆SEO対策によって名誉毀損や業務妨害などの法的な被害を受けた場合は、弁護士や警察に相談することも必要です。弁護士や警察に相談することで、攻撃者の特定や訴訟などの法的な手段を取ることができます。

逆SEOを頼む場合はどんな企業・会社がおすすめ?

逆SEOを頼む場合は、以下のような特徴を持つ企業・会社がおすすめです。

逆SEO対策の実績が豊富

逆SEO対策は、検索エンジンのアルゴリズムやネガティブサイトの状況に応じて、最適な方法を選択する必要があります。そのため、多くの事例や実績を持つ企業・会社は、信頼性や効果性が高いと言えます。

また、削除申請を行う際には法的な知識や行政手続きも必要になってきます。逆SEOの業務を行っている弁護士事務所、弁護士事務所と提携・紹介されている逆SEO会社をおすすめします。

逆SEO対策の方法や料金プランが明確

逆SEO対策は、一般的には長期的な取り組みが必要です。そのため、どのような方法で対策を行うか、どのくらいの期間や費用がかかるかなど、事前にしっかりと説明してくれる企業・会社を選ぶことが重要です。

逆SEO対策以外にも関連するサービスを提供している

逆SEO対策だけではなく、ネット上のネガティブな情報を削除したり、ポジティブな情報を発信したりするサービスも併せて提供している企業・会社は、より効果的な対策が可能です。また、ネット上の情報を常時監視したり、法的措置を取ったりするサービスもあると安心です。

逆SEO会社に依頼し実際に削除された事例

インターネット上の黒歴史を検索結果から削除(20代男性Aさん)

Aさんは、20代の男性で、IT企業に勤めていました。彼は仕事ができるだけでなく、人柄も良く、周囲からの評判も高かったです。しかし、彼には誰にも言えない秘密がありました。それは、高校時代にネット上で犯した黒歴史です。

Aさんは高校時代、自分の好きなアニメやゲームについて熱く語ることが好きでした。しかし、その内容はあまりにも過激で、他のファンや一般人から反感を買うことも多かったです。特に、自分の意見に反対する人に対しては、罵倒や脅迫まで行うこともありました。Aさんは自分の正義感が強すぎたのかもしれません。

そんなAさんが書き込んだネット上の発言は、いつしか検索エンジンにインデックスされてしまいました。そして、Aさんが社会人になってからも、彼の名前を検索すると、その黒歴史が上位に表示されるようになってしまったのです。

Aさんはそれに気づいたとき、大きなショックを受けました。自分の過去の過ちが今でもネット上に残っているということは、自分の信用や評判を大きく損なう可能性があるということです。仕事や恋愛など、さまざまな場面で不利益を被るかもしれません。Aさんは何とかしてその黒歴史を消したいと思いました。

しかし、Aさんが書き込んだサイトや掲示板はすでに閉鎖されており、削除依頼をすることもできませんでした。また、自分でポジティブな情報を発信しても、ネガティブな情報を上回ることは難しそうでした。Aさんはどうすれば良いのかわからずに困っていました。

そんなとき、Aさんは友人から法律事務所を紹介されました。その法律事務所はネット上のトラブルや被害に対応する専門家が在籍しており、逆SEO対策を行う会社と提携していたのです。Aさんは早速その法律事務所に相談しました。

法律事務所の担当者はAさんの状況を聞いて、逆SEO対策を行う会社に依頼することを勧めました。逆SEO対策とは、ネガティブな情報が掲載されているサイトの検索順位を下げることで、その情報の目立ち度や影響力を減らすことを目的とした対策です。Aさんはその提案に賛成しました。

逆SEO対策を行う会社は、Aさんの名前を検索したときに表示されるネガティブなサイトの状況を分析し、最適な方法を選択しました。その方法とは、Aさんのポジティブな情報を掲載したオリジナルサイトやブログを作成し、SEO対策を施して検索順位を上げることでした。その結果、ネガティブなサイトは2ページ目以降に押し下げられ、目につかなくなりました。

Aさんは逆SEO対策の効果を確認して、大きく安心しました。自分の黒歴史が検索結果から見えなくなったことで、自分の信用や評判を守ることができました。また、ポジティブな情報が検索結果に表示されたことで、自分のブランディングも強化されました。Aさんは法律事務所と逆SEO対策を行う会社に感謝しました。

みまもるコラム編集部
みまもるコラム編集部

逆SEOに対して実際に公表されている事例は少ないですが、法律事務所と提携している・相談窓口から紹介されたSEO会社が成果が出やすい傾向にあるようです。

まとめ

この記事では個人・企業ができる逆SEO対策の注意点や費用・相場等も紹介しました。

SNS全般のトラブル相談窓口に関してはこちらの記事で紹介しています。

また、ネットの誹謗中傷への対処法はこちらの記事を参考にしてください。

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変化の早いWeb×法律業界で、下積みライターから現在編集部長へ。実績豊富な弁護士・Webに強いAIエンジニアと共にデジタル犯罪の撲滅を目指す。誹謗中傷・風評被害・リベンジポルノを中心に、虐待や性被害・法律の疑問といった情報をお届け。

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