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ネットストーカーはどこに相談?被害対策と予防法・窓口で必要な情報を解説

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ネットストーカーとは、インターネット上で他人の個人情報を収集したり、嫌がらせや脅迫をしたりする人のことです。ネットストーカーは、実際に会ったことがない相手でも、SNSやブログなどで知り合った相手でも、元恋人や元夫などの知人でもなりえます。

ネットストーカー被害に遭った際は、どこに相談すればいいのでしょうか?また、相談する際にはどんな情報が必要なのでしょうか?この記事では、ネットストーカーの被害対策と予防法、相談窓口で必要な情報、相談した後の対処法などを解説します。

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こんな時はネットストーカーかも | よくある相談事例について

ネットストーカーの相談事例

ネットストーカーに遭っているかもしれないと感じたら、まずは自分の状況を整理しましょう。以下は、よくあるネットストーカーの相談事例です。

  • SNSやメールで知り合った相手から執拗に連絡が来る。断ってもしつこく追いかけられる。
  • 元恋人や元夫などの知人からSNSやメールで嫌がらせや脅迫を受ける。ブロックしても別のアカウントで連絡が来る。
  • 自分の個人情報や写真がインターネット上に公開されている。本人の許可なく勝手に投稿されたものだと分かる。
  • 自分の名前や住所などを検索すると、不適切な内容や誹謗中傷が書かれたサイトが出てくる。自分と関係のないサイトにも登場する。
  • 自宅や職場に見知らぬ荷物や手紙が届く。中身は不快なものや脅迫的なものだった。
  • 自宅や職場に見知らぬ人物が現れる。インターネット上で自分を知ったと言って接触してくる。

これらは一例であり、他にも様々な形でネットストーカーに遭う可能性があります。自分が不快だと感じたり、危険だと感じたりしたら、すぐに対策を取りましょう。

みまもるコラム編集部
みまもるコラム編集部

上記のようにたくさんの事例があります。対策を取るのが早いに越したことはありませんが、ネットストーカーなのか分からない場合はどうすればいいのか次に解説します。

もしネットストーカーか分からなかったら?

自分が不快だと感じたり、危険だと感じたりしたら、まずは自分の状況を整理しましょう。

相手の特徴や特定できる情報、相手との関係や出会いの経緯、相手による具体的な行為や被害の内容、被害の期間や発生した日時、自分で取った対策や効果、自分が感じている心理的な影響や不安などを明確にしましょう。

これらの情報は、できるだけ証拠として残すことが望ましいです。例えば、相手からの連絡や嫌がらせはスクリーンショットや録音などで保存しましょう。また、自分の個人情報や写真が公開されたサイトや投稿はURLや日時などをメモしましょう。

これらの証拠は、相談先がネットストーカーを特定したり法的措置を取ったりする際に役立ちます。ネットストーカーに遭っていると感じたら、警察に相談することが最優先です。警察は、ネットストーカーの特定や捜査、逮捕などの法的措置を取ることができます 。

また、弁護士やインターネットホットラインセンターなどにも相談することができます 。弁護士は、ネットストーカーに対して損害賠償や差止命令などの法的手段を求めることができます 。

インターネットホットラインセンターは、不適切なサイトや投稿の削除や修正を依頼することができます 。このようにして、ネットストーカーかどうか判断する方法を知ることができます。

下記の記事ではネットストーカーの事例をまとめました。違法の場合や対処法についてまとめたので、悩んでいる方は参考にしてください。

ネットストーカーの事例まとめ 違法になる場合や対処法を解説

ネットストーカーはどこに相談すればいい?相談先はこちら

自分で出来る対策

ネットストーカーに遭っていると感じたら、まずは自分でできる対策を取りましょう。例えば、以下のようなことが挙げられます。

  • SNSやメールなどの連絡手段を変更する。ブロックや通報などの機能を利用する。
  • 自分の個人情報や写真などをインターネット上に公開しない。プライバシー設定を見直す。
  • 不審なサイトや投稿にはアクセスしない。検索結果から除外する方法を調べる。
  • 不審な荷物や手紙は開封しない。警察に届ける。
  • 不審な人物には接触しない。周囲に助けを求める。

しかし、これらの対策だけでは解決しない場合もあります。そんな時は、専門的な相談や支援が必要になります。

ネットストーカーの相談先

ネットストーカーの相談先としては、以下のようなところがあります。

  • 警察:ネットストーカーが犯罪行為に当たる場合(例えば、名誉毀損や脅迫など)は、警察に被害届を出すことができます。警察は、ネットストーカーの特定や捜査、逮捕などの法的措置を取ることができます。
  • 弁護士:ネットストーカーが民事上の不法行為に当たる場合(例えば、プライバシー侵害や損害賠償請求など)は、弁護士に相談することができます。弁護士は、ネットストーカーに対して損害賠償や差止命令などの法的手段を求めることができます。
  • インターネットホットラインセンター:インターネット上に不適切な内容や誹謗中傷が書かれたサイトや投稿がある場合は、インターネットホットラインセンターに通報することができます。インターネットホットラインセンターは、サイトや投稿の削除や修正を依頼することができます。
  • ハートフルホットライン:ネットストーカーによって心理的な苦痛や不安を感じている場合は、ハートフルホットラインに相談することができます。ハートフルホットラインは、専門的なカウンセラーが電話やメールで相談に応じてくれます。

これらの相談先は一例であり、他にも様々な団体や組織がネットストーカーの被害者に対して支援を行っています。自分の状況に合った相談先を探してみましょう。

ネットストーカーを相談する際に窓口で必要な情報

ネットストーカーを相談する際には、できるだけ詳細な情報を提供することが重要です。情報が多ければ多いほど、相談先が対応しやすくなります。以下は、ネットストーカーを相談する際に窓口で必要な情報の例です。

  • ネットストーカーの特徴や特定できる情報(例えば、名前や住所、職業、年齢、性別、SNSやメールのアカウント名など)
  • ネットストーカーとの関係や出会いの経緯(例えば、知人や元恋人などの場合はその詳細、インターネット上で知り合った場合はそのサイトやコミュニティなど)
  • ネットストーカーによる具体的な行為や被害の内容(例えば、連絡の頻度や内容、嫌がらせや脅迫の方法や内容、個人情報や写真の公開の方法や内容など)
  • ネットストーカーによる被害の期間や発生した日時(例えば、いつからいつまで、何時に何が起こったかなど)
  • 自分で取った対策や効果(例えば、連絡手段を変更したりブロックしたりしたか、不審なサイトや投稿にアクセスしなかったか、不審な荷物や手紙を開封しなかったかなど)
  • 自分が感じている心理的な影響や不安(例えば、恐怖や不安、怒りや悲しみ、自信喪失や孤立感など)

これらの情報は、できるだけ証拠として残すことが望ましいです。例えば、ネットストーカーからの連絡や嫌がらせはスクリーンショットや録音などで保存しましょう。また、自分の個人情報や写真が公開されたサイトや投稿はURLや日時などをメモしましょう。さらに、不審な荷物や手紙は開封せずにそのまま保管しましょう。これらの証拠は、相談先がネットストーカーを特定したり法的措置を取ったりする際に役立ちます。

みまもるコラム編集部
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相談した後は実際に行動することになりますが、対処法には気をつけましょう。

ネットストーカーを相談した後の対処法

ネットストーカーを相談した後も、自分でできる対処法はあります。以下は、ネットストーカーを相談した後の対処法の例です。

  • 相談先から指示されたことは素直に守る。逆らったり無視したりしない。
    相談先と連絡を密に取る。被害状況の変化や新たな情報があればすぐに伝える。
  • 相談先以外の人にも相談する。家族や友人など信頼できる人に話すことで心理的な支えになります。また、必要ならば専門的なカウンセリングや治療を受けることも検討しましょう。
    自分の安全を確保する。自宅や職場などのセキュリティを強化したり、周囲に注意を促したりしましょう。また、不審な人物や物には近づかないようにしましょう。
みまもるコラム編集部
みまもるコラム編集部

相談先の意見を元に実際に行動する、不審なものには近づかないことが重要です。

ネットストーカーを相談する際の注意点

ネットストーカーを相談する際には、以下のような注意点があります。

  • ネットストーカーに対して感情的にならない。ネットストーカーは、相手の反応や感情を見ることで快感や満足感を得る場合があります。そのため、ネットストーカーに対して怒ったり泣いたりしたりすることは避けましょう。また、ネットストーカーに対して同情したり理解したりしようとしないことも大切です。ネットストーカーは、自分の行為に正当性や理由があると思い込んでいる場合が多く、相手の気持ちや立場を考えることができません。
  • ネットストーカーに対して妥協しない。ネットストーカーは、相手に何かを要求したり約束させたりする場合があります。例えば、「もう一度会って話そう」「SNSやメールで連絡を取ろう」「私の言うことを聞いてくれればやめる」といったようなことです。しかし、これらの要求や約束はネットストーカーの思惑通りになるだけで、被害が解決するわけではありません。むしろ、ネットストーカーはさらに要求や約束を増やしたり、守られなかった場合は暴力的になったりする可能性があります。
みまもるコラム編集部
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ネットストーカーに関しての付き合い方は相談先からアドバイスをもらったり、法的な対応も視野に入れているのであれば弁護士に相談するのもよいでしょう。

ネットストーカーを弁護士に相談するメリット

ネットストーカーを弁護士に相談することには、以下のようなメリットがあります。

  • 弁護士に相談することで、ネットストーカーに対して法的な権利や手段を知ることができます。弁護士は、ネットストーカーの行為がどのような法律に違反しているか、どのような訴訟や仮処分などの手続きが可能か、どのような損害賠償や差止命令などの救済が得られるかなどを説明してくれます。
  • 弁護士に相談することで、ネットストーカーに対して効果的な対応を取ることができます。弁護士は、ネットストーカーの特定や証拠収集などの調査を行ったり、ネットストーカーに対して警告や交渉などの交渉を行ったり、ネットストーカーに対して訴訟や仮処分などの法的措置を行ったりします。これらの対応は、ネットストーカーに対して強い圧力をかけることができます。
  • 弁護士に相談することで、ネットストーカーに対して安心感や信頼感を持つことができます。弁護士は、ネットストーカーの被害者に寄り添ってくれる専門家です。弁護士は、被害者の気持ちや立場を理解し、被害者の利益を最優先に考えてくれます。また、弁護士は、被害者の秘密を守る義務があります。弁護士に相談することで、被害者は安心して話すことができます。

トラスト弁護士法人はSNS上のデジタル犯罪やトラブルに強く、数多くのネットストーカーにかかわる案件を解決してきました。また初回の無料相談も行っており、24時間体制でお問い合わせを受け付けているため、スピーディーに問題を解決できるでしょう。ネットストーカーに悩んでいる方はぜひ、トラスト弁護士法人にお問い合わせしてみてください。

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まとめ

この記事では、ネットストーカーの被害対策と予防法、相談窓口で必要な情報、相談した後の対処法などを解説しました。ネットストーカーは、インターネット上で他人の個人情報を収集したり、嫌がらせや脅迫をしたりする人のことです。ネットストーカーに遭っていると感じたら、自分でできる対策を取るだけでなく、専門的な相談や支援を求めることも大切です。ネットストーカーに遭っても決してあきらめず、自分の権利や生活を守るために行動しましょう。

ネットストーカーの事例(判例含むについて知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

ネットストーカーの事例まとめ 違法になる場合や対処法を解説

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変化の早いWeb×法律業界で、下積みライターから現在編集部長へ。実績豊富な弁護士・Webに強いAIエンジニアと共にデジタル犯罪の撲滅を目指す。誹謗中傷・風評被害・リベンジポルノを中心に、虐待や性被害・法律の疑問といった情報をお届け。

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