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デジタルタトゥーの事例と対処法【就活・恋愛・逮捕歴等】を徹底解説

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インターネット上に書き込んだコメントや画像、個人情報などが一度拡散されると、完全に消すことが難しくなります。

自分の将来にとって不利益な情報が残り続け、就職や恋愛、人間関係などに悪影響を及ぼす可能性も少なくありません。

この記事では

✓デジタルタトゥーの危険性

✓デジタルタトゥーの対処法

✓デジタルタトゥーの事例【就活・恋愛・逮捕歴】

について解説します。デジタルタトゥーに苦しんでいる方・悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

デジタルタトゥーの危険性

そもそもデジタルタトゥーとは?

デジタルタトゥーはデジタルタトゥーとは、インターネット上に公開された情報が、その拡散力や永続性などから、完全に消すことが難しくなることを「タトゥー(刺青)」に例えた造語です。

デジタルタトゥーは、自分の将来にとって不利益な情報が残り続けることで、さまざまな影響やリスクをもたらす可能性があります。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

就職・転職への影響

企業によっては就職希望者の情報を徹底的に調べます。そこでネガティブな情報が見つかってしまい、就職・転職先がなかなか決まらないことも少なくありません。また無事就職できても、就職後にネットの情報が知られてしまい職場に居づらくなり、退職を余儀なくされることもあるようです。

記事の後半で実際の事例を紹介します。

賃貸・ローン契約への影響

賃貸やローンの契約など、お金が関わるやり取りには「信用」が必要です。ネットに残った情報がたとえ事実ではなくても、相手はそのことを知るすべがありません。そのため賃貸やローンの審査が通らず、日常生活に影響が出てしまうことも多いです。

ネット上での誹謗中傷

デジタルタトゥーがきっかけで、事あるごとにネット上で誹謗中傷され続けてしまうかもしれません。実際にネットの誹謗中傷が原因で心を病んでしまい、それまでと同じような生活を送ることが難しくなることもあります。

交際・結婚への影響

デジタルタトゥーについて当人同士が気にしていなくても、家族や関係者の反対にあうかもしれません。記事の後半で実際の事例を紹介します。

家族・身近な人への影響

上記で紹介した悪影響は本人だけではなくその家族や身近な人にも起こり得ることです。そのせいで家族が肩身の狭い思いをして生活することになるかもしれません。

みまもるコラム編集部
みまもるコラム編集部

デジタルタトゥーには様々なリスクがありますが、デジタルタトゥーへの対処法を紹介します。

デジタルタトゥーへの対処法

デジタルタトゥーへの対処法は、状況によって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります。

自ら削除申請をする

自分が投稿した内容や、自分に関する内容を投稿した人に直接連絡して、削除を依頼する方法です。投稿者が協力的であれば、比較的簡単に削除できる場合もあります。しかし、投稿者が応じない場合や、連絡先が分からない場合もあります。また、法的手続きは難易度が高く、知識も必要です。

本気で消す必要がある・早急な対応が必要な場合には弁護士事務所や、弁護士を紹介する窓口への相談が望ましいでしょう。

インターネット問題を扱う専門団体に相談する

インターネット上のトラブルや被害に対応している専門団体に相談する方法です。例えば、インターネットホットラインセンターやインターネット人権啓発センターなどがあります。これらの団体は女王提供や、相談者の心理的なケアを行ったりしてくれます。ただし、これらの団体はあくまで相談窓口であり、強制的に削除する権限はありません。

弁護士に削除依頼をする

弁護士に依頼して、法的な手続きを行う方法です。弁護士は、投稿者やサイト管理者に対して削除要求書や損害賠償請求書を送付したり、裁判所に仮処分命令や差止命令を申し立てたりします。この方法は、最も確実に削除することができる可能性が高いですが、時間や費用がかかることや、訴訟リスクがあることも考慮しなければなりません。

Web業者に相談する

Web業者に依頼して、情報を見えにくくする方法です。Web業者は、検索エンジンの順位を下げたり、別の情報で上書きしたりすることで、問題の情報を目立たなくさせることができます。この方法は、削除できない場合や法的な対応が難しい場合に有効ですが、完全に消すことはできません。

ただ悪質な業者や詐欺的な業者は、高額な料金を請求したり、効果のない対策を行ったり、個人情報を悪用したりすることがあります。そのため、依頼する前に弁護士と提携できる業者の評判実績を確認したり、契約内容をよく読んだりすることが必要です。

SNS・ネットトラブルの専門窓口「mimamoru」

SNSでのトラブル全般に関して電話・メール相談を24時間無料で受け付けています。

実際の被害の内容に応じて、解決を見越した提案を行っています。

ネットやSNS上のトラブル全般に強く、誹謗中傷への削除依頼アカウントの開示請求等、詳しいスタッフが数多く在籍しているのが特徴です。

デジタルタトゥーに関しても力になってくれるでしょう。

「緊急性が高く、今すぐにでもなんとかしたい」「法的措置も視野に入れている」そういった緊急性が高い・法的措置も考えている人に向いている相談窓口です。

具体的な対処法が思い浮かばない方も、親身に相談に乗ってもらえるためお気軽にお問い合わせください。

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デジタルタトゥーの事例

就活で苦労した事例【友達との悪ふざけ】

デジタルタトゥーがSNSに残り、就活で苦労するケースは実際に多いです。下記はAさん(20代)の事例です。

高校生の時に友達と遊んでいたら、近くの公園でホームレスの人を見つけたんです。友達は悪ふざけでホームレスの人に水をかけたり、ごみを投げたりしていました。それで私も一緒になって笑っていたんですが、、、その様子を友達がスマホで撮影して、Twitterに投稿してしまったんです。

その後、その投稿が炎上して、私たちは学校や警察から厳重な注意を受けました。私は反省して、Twitterのアカウントを削除しました。でも、その投稿は他の人に保存されていて、インターネット上で消えないデジタルタトゥーになっていることに気づきませんでした。

大学を卒業して就職活動を始めた時、面接に行くと、採用担当者からその件について質問されました。私は正直に答えて謝罪したんですが、その会社は私を不採用にしました。他の会社も同じでした。どうやら、私の名前を検索すると、その投稿がトップに出てきてしまっているようでした。

私は自分の将来が台無しになったと思って絶望しました。しかし、母親が私を励ましてくれて、弁護士に相談することを勧めてくれました。

そこで私は、ITやネットに強い弁護士からデジタルタトゥーの削除依頼の方法を教えてもらいました。弁護士は、「Twitterの運営会社や投稿者に対して削除依頼の書面を送付し、それでも削除されない場合は、裁判所に仮処分を申請して強制的に削除できる」と言ってくれました。

幸いにも、削除依頼の書面だけで効果があって、その投稿はほどなくインターネット上から消えました。私は弁護士に感謝して思わず涙してしまったことが忘れられません。私は再び就職活動を始めました。現在は、私の名前を検索しても、その投稿は出てこなかった。大変でしたが、私はやっと希望の会社に内定をもらえました。私は決して忘れられません。デジタルタトゥーの怖さと、弁護士の力を。

学生の頃に何気なく行動したことが後になって残り続けるのは、やはり恐ろしい気持ちでいっぱいになります。

弁護士を通じて削除依頼を出すことにより、解決するケースも多いです。

恋愛で苦労した事例【彼氏との結婚のケース】

デジタルタトゥーにより恋愛で苦労したケースも実は数多いです。

恋人との写真をSNSやネット上にアップロードしていたことで、結婚が危ぶまれることになった事態もあります。

下記はBさんの事例です。

大学生の時、彼氏と一緒に旅行に行きました。彼氏は私にプレゼントとして、ペアのネックレスを買ってくれました。私は嬉しくて、そのネックレスをつけた自分の写真をインスタグラムにアップしました。彼氏も同じ写真をフェイスブックにアップしました。

その後、私たちは卒業して別々の道を歩むことになりました。私は就職して社会人になりました。彼氏は大学院に進学しました。私たちは遠距離恋愛になりましたが、連絡を取り合っていました。しかし、ある日、彼氏から突然別れを告げられました。理由は、大学院で知り合った女性と付き合いたいからだと言われました。

私はショックを受けて泣きました。彼氏は私に謝って、インスタグラムとフェイスブックの写真を削除しました。私も同じように削除しました。しかし、その写真は他の人に保存されていて、インターネット上から消えませんでした。

数年後、私は新しい彼氏と出会って結婚することになりました。彼氏の家族とも仲良くなりました。幸せでした。しかし、結婚式の直前に、彼氏の母親から電話がかかってきました。彼氏の母親は、インターネットで私の昔の写真を見つけてしまったと言いました。その写真は、元彼氏と一緒にネックレスをつけているものでした。

彼氏の母親は、私が元彼氏とまだ関係があるのではないかと疑いました。私は正直に答えて説明しましたが、彼氏の母親は信用してくれませんでした。彼氏の母親は、私が嘘つきだと言って結婚に反対しました。彼氏も私を信じてくれませんでした。私は結婚式を中止することになりました。

私は自分の人生が台無しになったと思って絶望しました。しかし、ブログ記事で紹介されていた弁護士に相談し、デジタルタトゥーの削除依頼の方法を教えてもらいました。弁護士は、インスタグラムとフェイスブックの運営会社や写真を保存した人に対して削除依頼の書面を送付しました。それでも削除されない場合は、裁判所に仮処分を申請して強制的に削除できると言われました。

仮処分等、時間はかかりましたが、その写真はインターネット上から消えました。そして私は再び彼氏に連絡して、事情を話しました。彼氏・彼の母親は私を許してくれて、結婚式を再開することになりました。あの頃を思い出すと恐怖でしかなかったですが、今は幸せでいっぱいです。

特にこの事例のように、緊急性を要する場合は弁護士に相談するのがおすすめです。

逮捕歴で苦労した事例【店での万引き】

過去の犯罪歴のデジタルタトゥーで苦労する人も多いようです。

高校生の時、友達と一緒にコンビニで万引きをいたしました。店員に見つかってしまい、警察に連行されました。私は親に叱られて反省いたしましたが、起訴されなかったので前科はつきませんでした。しかし、その事件はニュースになってしまい、私の名前や顔写真がインターネット上に公開されました。それがデジタルタトゥーだったのです。

大学を卒業して就職活動を始めた時、私はそのデジタルタトゥーの存在を忘れていました。しかし、面接に行くと、採用担当者からその件について質問されました。私は正直に答えましたが、その会社は私を不採用にしたんです。他の会社も同じでした。どうやら、私の名前を検索すると、そのニュースがトップに出てきてしまうようでした。

私は自分の過去が消えないことに絶望しました。しかし、兄が私に励ましてくださって、弁護士に相談することを勧めてくれました。私はインターネット上の個人情報や誹謗中傷の書き込みなどに関する相談を無料で受け付けてくれる窓口へ連絡しました。

そこで私は、弁護士からデジタルタトゥーの削除依頼の方法を教えてもらいました。弁護士は、ニュースサイトや検索エンジンの運営会社に対して削除依頼の書面を送付したんです。それでも削除されない場合は、裁判所に仮処分を申請して強制的に削除できると言いました。

幸いにも、削除依頼の書面だけで効果があって、そのニュースはインターネット上から消えました。そこで私は再び就職活動を始めました。今度は、私の名前を検索しても、そのニュースは出てきませんでした。私はやっと希望の会社に内定をいただきました。

逮捕された際にデジタルタトゥーが残り、社会復帰に苦労するケースも多いようです。

弁護士への相談が敷居が高い人は、ネット・SNSの誹謗中傷の相談窓口を利用することをおすすめします。

「mimamoru」ではSNSでのトラブル全般に関して電話・メール相談を24時間無料で受け付けています。

また、実際の被害・事例の内容に応じて解決を見越した提案を行っています。

ネットやSNS上のトラブル全般に強く、誹謗中傷への削除依頼アカウントの開示請求等、詳しいスタッフが多数在籍しています。

デジタルタトゥーに関しても力になってくれるでしょう。

「緊急性が高く、今すぐにでもなんとかしたい」「法的措置も視野に入れている」そういった緊急性が高い・法的措置も考えている人に向いている相談窓口です。

具体的な対処法が思い浮かばない方も、親身に相談に乗ってもらえるためお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

この記事ではデジタルタトゥーの事例や対処法を紹介しました。

デジタルタトゥーの種類についてよく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

また、SNSのトラブル全般の相談窓口はこちらの記事を参考にしてください。

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変化の早いWeb×法律業界で、下積みライターから現在編集部長へ。実績豊富な弁護士・Webに強いAIエンジニアと共にデジタル犯罪の撲滅を目指す。誹謗中傷・風評被害・リベンジポルノを中心に、虐待や性被害・法律の疑問といった情報をお届け。

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